moriの戯言

主にラーメンの食べ歩き及びグルメ関連、稀にファッションとカルチャーを綴る

老舗の潮流、到達した先に至高の中華そば・ラーメン 中華そば みたか:三鷹

哀愁を超えた空間、赤星、つまみ、ワンタン、ラーメンで締めくくる至福の時間、それは三鷹にあった

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(ラーメン食べ歩きの起点は三鷹にあり)

縁あって、三鷹との付き合いは長い。小学校時代に遡る。新宿から中央線に乗り換え、小学生から塾に通った。塾帰り、塾前、休日と僕の傍にはそばにはいつもそれが。

独特の地粉で打たれた、やや灰色の色味をおびた自家製麺。そばライク。よくよく通った、伝説の店【えぐち】。いつしか時を経て、【中華そば みたか】へ受け継がれる。

ほぼ100%に近い確率で注文していたワンタンメンから、年を重ねるにつれ、常連の半数以上の大人たちがたいらげていた、チャーシュー皿に瓶ビールから締めのラーメン。

高校生から大学生、20代中盤頃までは様々な味のラーメンが乱雑し、コッテリへ嗜好が偏り足が離れるも、行きつくところは親しみなれた一杯の中華そば。

 

(行列の先に見える、のれんと哀愁漂う店内)

三鷹の駅も発展したと思いを馳せながら、駅から徒歩5分程度。
昔はこんなに並ばなかったーなんて空想に耽りながら行列へ。
土曜日、15人待ち。30分程度で店内へ。裏メニューの油そばに惹かれながらも、時を待つ...。

 

(心躍る時間、落ち着く故郷)

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いつもであれば柔和な雰囲気も、このご時世により会話はやや少なく、けれども温かみのある空間に心が自然と落ち着く。席に着けば、何も言わずに出てくる、サッポロ赤星と皿チャーシュー。らーめんのカエシと白い粉の味付け。ざく切りのネギ、チャーシュー、メンマが食欲を増進させる。
追加のビール、追加の皿チャーシューもやし(下に敷かれた具材がデフォルトがメンマであるが、もやし変更)と迷うも、温かい皿ワンタンを注文。ワンタンに加え、チャーシュー、メンマに細かいネギにスープが注がれる。

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(そばライクな自家製麺に舌鼓で〆)

裏メニューの油そばに後ろ髪をひかれつつ、ラーメン固め、半熟卵。
そして、小瓶を追加...。ラーメン注文とともに配膳されるお冷。
一気にすすり、至福の時間をしめくくる。まだまだ居座りたい気持ちを抑えながら
退店。
どこにもない、自家製麺と野菜を中心としたような、化調もあいまった昔ながらの中華そば。ちなみに、化調抜きの【もとぬき】もできます。
地元民に愛され、常連に沿う、最高の接客も。

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(名店多数、文学、ジブリの武蔵野、三鷹)

名店が多数連なり、太宰治武者小路実篤等の文学にジブリがいる三鷹
第二の故郷、そしてラーメンの故郷はいつきても飽きない。中華そば みたかの最高の商いが素晴らしく、足繁く通ってしまうのだ。

 

中華そば みたか
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3-27-9 ニューエミネンスB1F
1,200円(平均)450円(ランチ平均)
r.gnavi.co.jp

【中華そば みたか】

三鷹駅から徒歩5分程度
11:00~14:00
17:00~20:30
定休日 毎週月曜日、第1.3日曜日
※詳細はHP等をご確認ください